旭川東高等学校東京同窓会

Vol. 45 石川啄木像・歌碑建立

2012年4月13日

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 しばらく間が空き、大変ご無沙汰いたしました。

 

「旭川に石川啄木の歌碑を建てる会」という一般市民による募金活動が発足し、私もその中にどっぷりつかってしまい、4月13日の啄木没後100年忌にむけて忙しい毎日を過ごしておりました。

 

 東京同窓会の皆様方からも募金のご協力を頂きまして、私からもあらためて御礼申し上げます。おかげさまで、大変ユニークな啄木像・歌碑が、旭川の駅に設置され、除幕式も400名を超えるほどの関係者や市民が集まり、大盛会となりました。

 これから残務整理もありますが、とりあえず大きな事業がひと段落して、ほっとしているところです。

 

 

 2011年1月に東京旭川会から提示を受け、旭川にも石川啄木の歌碑を建立しようという気運が持ち上がりました。

 

 これは日本近代文学研究者で国際啄木学会名誉顧問の近藤典彦先生(旭東9期)の提唱で、啄木の歌集『一握の砂』に収められた、旭川に係わる4首の歌を解説いただいた事がきっかけとなり、啄木像・歌碑を是非旭川にも建立しようと、市民運動として発展していったものです。

 

 何故!啄木と旭川なの?については、ホームページをご覧ください。(中村泰敏制作)http://1st.geocities.jp/asahikawa2011takubokukai/

 

■平成24年4月13日(金)石川啄木像・歌碑=除幕式祝賀会

■設置場所=旭川駅東側 旭川観光物産情報センター内

 

 目標額800万円を大きくクリアし、無事「啄木像・歌碑」が旭川に設置されました。

●啄木像制作:中村 園(旭東15期)造形作家【東京在住】

●歌碑 揮毫:中西清治(旭東07期)画家  【旭川在住】

なんとこの啄木像・歌碑に係わった3名が、偶然にも旭川東高の同窓生だったのです。

 

 啄木像・歌碑のイメージの歌は、

水蒸気 / 列車の窓に花のごと凍てしを染むる / あかつきの色

 

 列車の座席に座って窓辺に寄りかかる石川啄木さん。その隣の座席が空いています。どうぞ一緒に記念撮影して下さい。といった大変ユニークな啄木像・歌碑が旭川に出来ました。

 

 旭川に来ましたら、是非皆さんご覧になって、一緒に記念撮影でもして下さい。

 

 この啄木像・歌碑が、あらたな旭川の観光に少しでも役立つよう願っています。