旭川東高等学校東京同窓会

Vol. 40 自宅前の赤い洋燈(ランプ)

2011年10月24日

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 旭川の街中も紅葉が始まっています。

 

 自宅前の街路樹のナナカマドも紅葉して赤くなってきました。

ナナカマドの実は、夏の終わりごろからすでに赤くなっているのですが葉は少し遅れて紅葉します。

 

 私の住まいの東光19条近辺は、街路樹としてナナカマドが植わっています。この木は何とも情緒のある木で、冬になると一面真っ白な中で、赤い実だけが残り白銀の中で冴えわたっています。

 

 旭川生まれの小説家、井上 靖の旭川における随筆では、このナナカマドの実を雪の中に灯る赤い洋燈(ランプ)と表現しています。さすがは文学者と、当たり前のように感心しています。

 

旭川の井上 靖記念館に、生前本人の書斎として使っていた部屋が、そっくり移転することになりました。すでに工事が始まっているようです。