旭川東高等学校東京同窓会

Vol. 17 旭川東高校 小島修二校長

 2011年2月1日

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 旭川東高校へ行ってきました。

 

 小島校長とは6月の東京同窓会総会懇親会のとき以来、旭川へ来てはじめての対面となります。相変わらずお元気でした。

 

 今回は、ちょっとしたイベントを学校で行うため小島校長に相談に行きました。

 

 まだ企画準備段階ですが、石川啄木の研究に関して世界的な第一人者とされる群馬大学元教授の近藤典彦さんの、母校東高における講演の件です。

 

 近藤先生は、東高7期の同窓生で、石川啄木についての講演となります。

 

☆★☆★何故!啄木?  べつに縁もゆかりもないのに…

 

と思うのは、私だけでないと思います。

 

 実は、「一握の砂」に載っている短歌に、旭川に関する短歌を4首詠んでいました。

 

 啄木が、小樽から釧路へ向かう途中、旭川で一泊のみ停泊した事実があり、駅前の宮越屋旅館に泊まったそうです。

 

 わずか16時間位のことかもしれませんが、旭川と啄木の接点があったわけです。そんな訳で今回、近藤典彦先生の啄木についての講演企画となった次第です。

 

 小島校長先生もこの企画には、乗り気で是非実現しようと言ってくれています。

全校生徒とPTAの父兄、それに同窓会の方々を含め、1000人規模になりそうな気配です。

 

 近藤先生も母校の後輩たちに講演が出来るとのことで、快く引き受けてくださるとのことで、この企画が実現しそうです。(2011年4月23日(土)講演予定)

 

 即断の小島校長先生に感謝です。

 

 興味のある方は、旭川東高校内で行いますので、

 

 東京からツアーを組んで見に来てください。(冗談!)

 

■参考資料=「一握の砂」より

 

<旭川から釧路へ向かう車中>

  ● 空知川 雪に埋もれて 鳥も見えず 岸辺の林に 人ひとりゐき

 

<旭川にて>

  ● 名のみ知りて 縁もゆかりもなき土地の 宿屋安けし 我が家のごと

  ● 水蒸気 列車の窓に花のごと 凍てしを染むる あかつきの色

  ● 伴なりし かの代議士 口あける青き寝顔を かなしと思ひき

  ● 今夜こそ 思う存分泣いてみむと 泊まりし宿屋の 茶のぬるさかな